【芥川賞】川上未映子【画像】
【芥川賞】川上未映子【画像】
第138回芥川賞・直木賞の発表が行われ、芥川賞には川上未映子氏の『乳と卵』(ちちとらん)が見事受賞しました。川上未映子さんは小説家であると同時にシンガーソングライターでもあるマルチな才能の持ち主。今回の受賞に川上未映子さんは、「受賞したことで作品に影響があるかどうか分からないが、たぶん何か関係してくると思う。小説を書くのは苦しい。それなのに書き続ける理由は分からない。書きたい内容に大阪弁の必要があれば書くが、こだわっているわけではない。読んでもらった人には何か切実なことを感じ取ってもらいたい。」とコメント。
芥川賞受賞作の川上未映子さんの『乳と卵』(ちちとらん)は、東京・三ノ輪の「わたし」の部屋が舞台。大阪から姉の巻子とその娘で小6の緑子が「わたしの部屋」にきた。上京の目的は豊胸手術を受けることだが、わたしは豊胸へのこだわりが釈然としない。緑子は話さず、ノートの文字が会話の手だて。病院に出かけたはずの巻子が、別れた夫に会ったと、夜遅くに帰宅。そんな巻子に緑子が激情をほとばしらせ、泣き叫び、部屋の卵を頭にたたきつける。
選考委員の池澤夏樹氏は「文句なしの受賞。文章がよい。読んでいて声が聞こえてくる大阪弁がらみの文体」と評価。
川上未映子さんの今後の活躍に期待!!
■【芥川賞】川上未映子【画像】

※芥川賞受賞の連絡を受けた直後の川上未映子さんの画像
■【芥川賞】川上未映子【画像】

※高校生時代の川上未映子さんの画像
■【芥川賞】「乳と卵」
40歳目前の姉とその娘が、大阪から上京して主人公である妹のアパートで過ごす夏の3日間を描く。姉は豊胸手術を受けようとしている。娘は初潮を迎える年ごろで半年も口をきいていない。思うままにならない身体を持て余す女性たちの不安やいら立ちを大阪弁の冗舌体で描き、「私」とは何かを見詰めた作品。
■川上未映子
川上未映子(かわかみ・みえこ) ・・・小説家・シンガーソングライター
●本名 ・・・川上三枝子(かわかみ・みえこ)
●生年月日 ・・・1976年8月9日生まれ
●出身 ・・・大阪府、大阪市立工芸高等学校卒業。
●2002年
・ビクターエンタテインメントより川上三枝子でデビュー・アルバム「うちにかえろう~Free Flowers~」を発表、その後未映子として音楽活動を行う。
●2004年
・初アルバム「夢みる機械」を発表。
●2005年
・セルフプロデュースアルバム「頭の中と世界の結婚」を発売。歌詞の評価が高く出版社より詩の依頼が掛かる。早稲田文学に詩を掲載。
●2007年
・第1回剣玉基金を受けて「わたくし率 イン 歯ー、または世界」を『早稲田文学0』に発表。同作で第137回芥川賞候補作となり注目を集める。
・第1回早稲田大学坪内逍遥賞奨励賞受賞。
・単行本『わたくし率 イン 歯ー、または世界』で第29回野間文芸新人賞候補。
●2008年
・「乳と卵」で第138回芥川龍之介賞を受賞。受賞の際の感想の言葉は「めっちゃ、うれしい」。
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川上未映子さん「乳と卵」が第138回芥川賞に決定!
第138回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は川上未映子氏の「乳(ちち)と卵(らん)」(「文学界」12月号)、直木賞は桜庭一樹氏の「私の男」(文芸春秋)に決まった。
贈呈式は2月22日、東京・丸の内の東京会館で行われる。賞金は100万円。
川上さんの受賞作「乳と卵」は、東京・三ノ輪の「わたし」の部屋が舞台。大阪から姉の巻子とその娘で小6の緑子が「わたしの部屋」にきた。上京の目的は豊胸手術を受けることだが、わたしは豊胸へのこだわりが釈然としない。緑子は話さず、ノートの文字が会話の手だて。病院に出かけたはずの巻子が、別れた夫に会ったと、夜遅くに帰宅。そんな巻子に緑子が激情をほとばしらせ、泣き叫び、部屋の卵を頭にたたきつける。
選考委員の池澤夏樹氏は「文句なしの受賞。文章がよい。読んでいて声が聞こえてくる大阪弁がらみの文体」と評価。
川上さんは「すばらしいきっかけをいただいたので頑張ってやっていきます」と喜びを話した。
桜庭さんは、平成11年に「夜空に、満点の星」(「AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン」と改題)で第1回ファミ通えんため大賞佳作を受賞、作家デビュー。「赤朽葉家の伝説」(18年)で日本推理作家協会賞受賞。
(サンスポより引用)
